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黙食(もくしょく)の意味と賛成・反対の声|元ネタの店はどこ?

1月18日(月)、「黙食(もくしょく)」という言葉が話題になっています。

文字から意味は想像できますが、なぜこの言葉が話題になっているのでしょうか?

今回は、「黙食」の意味や、世間の反応をまとめました!

この言葉をバズらせた元ネタのお店もご紹介します!

黙食(もくしょく)の意味は?

「黙食(もくしょく)」の意味は、文字通り「黙って食べる」です。

「黙食」という言葉自体は、今までにも使われる場面がありました。

主に使われたてきたのが、小学校の給食指導の場面。

喋りすぎて給食の時間内の食べきれない事態を防ぐために、近年使われるようになりました。

「もぐもぐタイム」という言葉を使う学校もありますね。

この時間内は私語禁止で給食を食べる」というルールです。

小学生は、お喋りに夢中になりすぎて、食べる時間がなくなってしまうことがよくあります。

「給食の時間が楽しくない」という声もありますが、残飯をなくしたり、時間内に食べ切る習慣をつけるために、「黙食」や「もぐもぐタイム」という言葉が使われてきました。

黙食(もくしょく)の元ネタのお店はどこ?

SNSで話題の「黙食(もくしょく)」。

元ネタとなったお店は、福岡市にあるカレー店「マサラキッチン」です!

店長の三辻忍さんは、大きな文字で「黙食」と書かれたPOPを店内に掲示し、これをツイート。

「黙食」の文字の下には、

お食事中の会話が飛沫感染リスクになります。
このリスクは外食に限らず、学校や職場でも同様です。
当店では「黙食」を推奨しております。
楽しいお食事のひとときをご提供できず大変心苦しいのですが、当面はお食事中(ノーマスク時)の会話はお控えください。

このような説明書きがあります。

「黙食」は給食の場面で使われてきたことを上述しましたが、三辻さんも給食の場面で「黙食」を経験したことがあり、それがきっかけで今回の掲示を思いついたそうです。

また、ツイートにはPDFのURLが貼られており、フリー素材として「黙食」の掲示も提供しています。

「黙食」掲示のPDFはこちら

飲食店の経営者は、こちらを印刷して自分のお店に掲示することが可能です。

「黙食」がかなり強い字面なので炎上も懸念していたそうですが、世間からは賛成の声が多く挙がっています!

【世間の声】黙食(もくしょく)に賛成「分かりやすい」

黙食がバズっているのは、炎上しているからではありません。

むしろ、「分かりやすい」「POPを活用したい」との賛成の声が多く挙がっています!

また、「黙食」を「黙トレ」 にアレンジするフィットネスジムも。

このように様々な業種でもアレンジして使用できますね!

「黙食」を意識して、新型コロナの感染拡大を防止していきましょう!

【世間の声】黙食(もくしょく)に反対「つまらない」

「黙食」に対しては、三辻さんが懸念した通り反対の声も挙がっています。

反対する人の多くは、「食事がつまらない」という意見です。

確かに、食事中の会話でコミュニケーションをとっている人は多いでしょう。

仕事や学校でも、お昼休憩の会話が楽しみな方もいると思います。

そういう場合は、きちんと距離を保ったり、同じ方向を向いて話したりといった工夫が必要ですね。

三辻店長も、マサラキッチンが店内で十分な距離が確保できないなどの課題があり、「黙食」を推奨しています。

飲食店全体が「黙食」をやるべき、とは思っていません。」とも語っています。

その場の状況や、お店の掲示をよく見て、自分なりに感染拡大を防止するために工夫をしていかなければなりませんね。

このような意見もありますが、この場合はコロナに感染した原因が給食とは断定できません。

会食でのコロナ感染が多いという現状を打破するためには、「黙食」などの工夫を実践していく必要があると思います。

黙食(もくしょく)の意味と賛成・反対の声|元ネタの店はどこ?

「黙食」の意味や、賛否の声をご紹介しました!

  • 「黙食」の意味は「黙って食べる」
  • 「黙食」掲示をツイートしたのは福岡市の「マサラキッチン」
  • 「黙食」は賛成多数
  • その場の様子や掲示をよく見て感染拡大防止のために工夫をすることが大事

以上になります!

すでにコロナ禍となって1年が経過しようとしています。

まだまだ終息の糸口は見えてきませんが、「黙食」などの小さな工夫が非常に大切だと思います。

国民全員が常に意識して、感染拡大を防止していきたいですね。